世界をより良くしたい大坂なおみ選手

10月16日生まれの典型的人物・大坂なおみ選手のエピソード

2022年3月12日、テニス・BNPパリバ・オープン 2回戦が行われ、世界ランク78位の大坂なおみ選手はベロニカ・クデルメトバとの対戦を行いました。この試合中に観客席から大坂選手に向かって「ナオミ、あなたは最低だ!:Naomi, You really suck!」とヤジが飛んだらしい。このヤジに反応した大坂選手は審判のもとに行き、マイクを使いたい、と申し出て却下されたとのこと。

その後、プレー中に涙する場面も見られ、試合も0−2で負けてしまった。試合後のインタビューでは発言することができたので、そこで大坂選手は自分が思っていたことをマイクを通じて観客に届けた。

今や女子プロテニスプレーヤーの代表的な選手であり、大手企業のブランドアンバサダーとしても活躍している大坂なおみ選手は、社会、人々に向けて発言する機会を多く得ています。この試合中も心無いヤジが飛んだことに対し、それを見過ごすことのできない彼女の10月16日生まれのパーソナリティーが発動しました。

大坂なおみ選手へのヤジは、彼女だけへのヤジではない。

「以前もやじられたことはあった。ここでビーナスと、セリーナがやじられているビデオをみたことがあります。あなたがまだそれを見てないのなら、見てほしい。理由は分からないけど、それが私の頭に浮かび、何度も再生されました」

2001年のこの大会では、セリーナ・ウィリアムズに人種差別的なヤジとブーイングが浴びせられ、その後、ウィリアムズ姉妹がこの大会に出場しなくなったという経緯があります。
セリーナに憧れてテニスを始めた大坂選手にとっては、そのことが頭の中でフラッシュバックして、こんな不幸なこと、誰のためにもならないことをなんとかしなくてはという思いがあふれすぎたのだと思います。

10月16日生まれ 「天性の裁定者」

大坂なおみ選手は、1997年10月16日生まれ。「誕生日事典」によるこの日生まれのテーマは「天性の裁定者」です。

10月16日生まれの人にとって、人生最大のテーマは裁定すること。仕事でも私生活でも常に結論を出そうとして考えをめぐらせています。状況を的確に判断し、問題点を見極める能力は天性のものでしょう。(中略)実にリベラルで、新しい考えや意見を柔軟に受けとめ、周囲の出来事を客観的に評価します。(中略)
古き良き常識をとても大切にしますが、想像力が豊かなせいか、ひどく突飛な考え方を持つこともあるようです。現実的な面と想像力の豊かさが不思議に混在しているのが特徴です。(中略)
自分の主義主張に沿った生き方をします。信念を何より大切にし、しかも優れた基準によるものでなければなりません。それだけに最も嫌うのが言行不一致です。

「誕生日事典」角川書店

過去に同じ大会でセリーナ・ウィリアムズに対しての観客のヤジが大きな騒動になったのに、なぜまだこんなことが起こるのか…こうしたことに対して、大坂選手は黙っていることができなかったのでしょう。

彼女はテニスプレイヤー。でもそれは大坂なおみ選手のすべてではない。

実際、大坂選手は自身がブランドアンバサダーを務めるパナソニックのコマーシャルで、次のように話しています。

私はテニスプレイヤー。でもそれは私のすべてではない。
テニスは私の情熱。自分を表現できるし、テニスとともに生きていける私は幸せだ。
でも、テニスがすべてではない。
世界をより良くすることにも同じくらい情熱がある。
幸せではない人や不公平なことを見て沈黙する人がいようと、私は黙っていることはできない。
私の情熱をスポーツを愛する人たちに、そして、世界中の人たちに届けたい。
世界を元気に。暮らしを理想に。

「世界を元気に。暮らしを理想に。」Panasonic https://youtu.be/J9dyH3u5VCI

大坂選手は、みんなが少し気をつける、あるいは勇気を持つことで、世界はもっと良くなっていくということをあの会場での出来事を通じて世の中に訴えたかったのだと思います。彼女の行動を見て「プロ選手としての行動ではない」という意見もありますが、違う報道ではあちらの国では「賭けテニス」が行われていて、こうしたヤジにより選手の調子を狂わせ、ギャンブルを有利に進めようという客もいるようです。
大坂選手のこの行動により、不当な不必要なヤジは減っていくんじゃないでしょうか。

大坂選手の健闘を祈ります!

*誕生日の典型的事物

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